営業からBPOへ。過去の自分を生かすための考え方【理念体現賞 受賞者インタビュー】

四半期に一度、インターゾーンの社内MVPに贈られる「理念体現賞」。今期1人目となる受賞者は、BPO事業部 環境推進チームの竹内匠(たけうち たくみ)さんです!

2015年に新卒入社した竹内さん。マーケティング事業部で営業マンとして働き、2019年6月からはBPO事業部へと活躍のフィールドを移しました。部署異動という大きな変化の中で、竹内さんが感じたことは何だったのでしょうか。お話を聞きました!

「私の期待を超えてくれ」上司からの熱いメッセージ

──理念体現賞、受賞おめでとうございます! 受賞されてみて、感想はいかがでしたか?

率直に言って、うれしかったです!

私は去年の6月に今のBPO事業部に異動してきたばかりです。異動したスタッフというのは何かと目立つので、実は前回8月の社員総会の時点で「特別賞か何か、受賞できないかな」とひそかに期待していました(笑)。でも、結果は何もなく……。

というのも、現在の直属の上司であるBPO事業部の坂井部長から「あいつはまだ受賞には早い」とストップがかかっていたんです。その後の坂井部長との面談で「たしかに竹内の得票数は一番多かったが、私が止めた。なぜなら竹内はまだ『期待通り』の動きしかしていない。私の期待を超えてくれ」と言われました。それがものすごく、悔しくて。

「コンチクショー!」と思って、その後はさらに気合いを入れて仕事して、こうして12月に受賞できました。だから今回は「反抗心あってのMVP」なのかもしれません(笑)。

──部長の言葉で、竹内さんのやる気に火がついたのですね。受賞の際にはどんなコメントがありましたか。

受賞時に上司からもらったのはこんなコメントです。

竹内くんはBPO事業部に異動してから、いわゆる雑務と呼ばれるものをたくさんやってくれました。「雑務をやる」と言っても、「誰でもできる仕事を処理する」のと「誰もできない仕事を処理する(効率的にそれができる人やチームがいないものをこなす)」のでは、まったく意味が違います。後者はハイレベルな仕事です。竹内くんは、後者の動きや意識になってきたと思っています。

竹内くんの業務フォローのおかげで、ひいてはBPO事業部全体のフォローがしやすくなりました。それは直接のインパクトではないかもしれませんが、会社にとってとても大きなことです。

大切なのは、プライドを捨ててゼロから学ぶ気持ち

──現在、竹内さんが担当している仕事内容について教えてください。

ひとことで言うと、「坂井部長のサポート」です。これまで坂井部長はBPO事業部の部長として、そして環境推進チームのメンバーとして、細かい実務もこなしながら部署全体を統括していました。

ただ、そうなるとどうしても、坂井部長の手が足りなくなります。そこで私が、いわゆる「部長の右腕」のような感じで下についたのです。今は坂井部長のもとで知識をつけながら、たとえば資料作成などのさまざまな実務的業務を進めています。

──営業職からBPOへの異動ということで、苦労された点はありましたか?

正直、最初は戸惑いました。営業をしていたので、会社の商品についての知識はあるつもりでしたが、BPO事業部の実務的なこと、たとえばデータ加工のやり方などはわかりません。これまでのスキルや経験をどう生かしたらいいのかわからず、しんどいと感じた時期もありました。

そんな時に社長との面談で「中途入社ってそんな感じだよ。みんな大変な思いをしている」と言われたのが、すごく心に響いたんです。

自分は社歴が5年あって、ある種のプライドができていたのだと気がつきました。でもBPO 事業部では、一番の新参者です。ここで新しいことをゼロから学ばせてもらって、その上で自分のスキルを生かせるところを見つけようと考えました。

──その結果、今までの経験はどんな風に生かされたのでしょうか。

現在私がやっているのは、BPO事業部とマーケティング事業部の「かけはし」です。

たとえば、BPO事業部のコールスタッフとマーケティング事業部のWebチームのやりとりなど、会社の事業を進める上では部署をまたいだコミュニケーションが不可欠です。そこで私は各チームのリーダーと密に連携し、部署間の壁をなくせるように働きかけています。

ふたつの事業部を経験して知っている私だからこそ、細かな配慮ができますし、何かあった時に相談しやすいという「安心感」を与える存在になることができます。それは私にしかない強みだと、今は感じています。

理念は「ふとした時に思い出す」もの

──竹内さんが普段大切にしている「理念」を教えてください。

「最高のコミュニケーションによって活力あふれる組織をつくり上げます」という項目の中にある、この文章です。

自分と他人は同じ景色が見えているわけではありません。常にコミュニケーションをとりながらベクトルを合わせる努力をします。コミュニケーションをとる上で一番大切なことは、「自分と相手の違いを認識すること」。

これは特に、BPO事業部に来てから強く意識するようになりました。コールスタッフは女性が多く、学生さんや主婦の方など、年齢も状況もさまざまです。ライフステージによって働き方が大きく変わるというのは、自分にとって新しい発見でもありました。

たとえば「子どもが熱を出したので早退する」ということに対して。以前はその状況をリアルに想像できていませんでしたが、今は周りのスタッフたちが当たり前に子育て中だったりするので、「大変ですね、早く行ってあげて」と本心から言うことができます。

──竹内さんにとって、理念とはどんな存在ですか。

何かを考える時の手助けになるもの、という感じです。先ほどの「自分と相手の違いを知る」ことに関しても、理念を心に置いておけば間違えることはありません。

インターゾーンでは、「理念は強制するものではない」という考え方があります。だから、崇拝して絶対に守らなければいけないものというよりは、ふとした時に思い出して、いつの間にかカルチャーになっていくようなイメージですね。

──最後に、これからチャレンジしたいことや抱負など教えてください!

実は今、事業開発部の戸張さん(→記事はこちら)などと連携して、コールセンターに新たな価値を生むサービスを構想しています。

新商品の開発はこれまで経営陣が行っていたことなので、一社員の自分が関われるのはとてもうれしいです。事業計画の立て方など、戸張部長に教わりながらいろいろと勉強しています。

今はとにかく新しいことに挑戦する時期なので、できることを精一杯やっていきます。そして会社にインパクトを残して、期末の「年間MVP」をとるのが目標です!

変化するインターゾーンで、一緒に働きましょう!

事業と共に個人も大きく変化していくインターゾーンでは、さまざまなバックグラウンドを持ったスタッフが、日々自分なりの挑戦を続けています。少しでも興味を持ってくださった方、まずは一度気軽にお話ししましょう!

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